安平樹屋と同記安平豆花
台南へ旅をしたら、絶対に訪れようと思っていた場所のひとつ「安平樹屋」に行ってきました。
当初、台南駅から台灣好行「88安平線」という路線バスに乗ろうかと考えていたのですが、平日は1時間に1本、休日でも30分に1本くらいしか運行されていないようで、待ち時間がもったいないのと、雨でいろんなことが億劫になったことも重なり、タクシーで行くことにしました。
「88安平線」を使った場合、約1時間かかるというし、地図で見ると安平樹屋は駅のある中心部からずっと西側で海に近い場所。
距離感の掴めていない初台南の私には、ものすごく遠いイメージだったのですが、実際は6キロくらいしか離れておらず、タクシーは20分くらいで着いて拍子抜けしました。
値段は行きが180元、帰りも駅まで乗って190元だったかな?
後で路線図を見て気づいたのですが、「88安平線」は中心部の有名な観光地をめぐるようなコース取りだから、最後のほうに停車する安平樹屋までは時間がかかるんですね。
というわけで、入口で入場料を50元支払い中へ入ってみました。
縄のれんのような気根!
どこまでが幹でどこからが根かよくわからない……。
壁が木に飲み込まれ、枝と葉が屋根になっています。
雨の日だからでしょうか、木々がイキイキしているようです。
階段があって屋根の上から見下ろせるようになっていました。
幹にイチジクのような実が付いていました。
安平樹屋の生態を紹介する展示パネルによると、これは雀榕(アコウ)というクワ科の木みたいです。
この場所に生えているのは、榕樹(ガジュマル)だけじゃないんですね。
鳥がこの場所に種を落とし、かつて塩の倉庫だった建物を飲み込むまでに成長したのかと思うと、胸にグッとくるものがあります。
ここは本当に行ってよかった。
雨降りで来場者が数名しかいなかったのも幸運です。
貸切状態でじっくり見ることができました。
外側には水路があって、魚の餌の自販機がありました。
1箱10元だったので、2つ買って撒いてみると、ティラピアらしき魚がわんさか集まって来ました。
対岸には魚を狙うゴイサギが。
中文では夜鷺(Yè lù)というみたいです。
インスタに安平樹屋の写真を載せたら、高雄に住むフォロワーさんが「近くにある安平豆花おいしいよ」と教えてくれたので行ってみることに。
こちらは同記安平豆花の2号店。
本当に安平樹屋のすぐ近所でした(1kmくらい離れた場所には、座席数200の總店があるそうです)。
看板にもあった「竹炭黑豆豆花」がおいしそうだったので、珍珠入りをオーダー。
ここの珍珠は小さめの粒で、これはこれで食べやすくて好き!
豆花の見た目はグレーですが、炭っぽい風味は感じられず。おいしくいただきました。
こちらがメニュー。
お持ち帰り専用の桶入り豆花が気になります。
このお店、安平樹屋とセットでまた行きたい!
同記安平豆花 上の地図は「安平2店」の場所です
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